2015年12月28日月曜日

12月21日 活動レポート

12月21日 活動レポート

1.シビクラ展示会報告
2.HCD/ワイワイCAFE
3.忘年会について
4.後期プロジェクト、宇津ノ谷、移住


まず初めに、2年生を中心に約9ヶ月間活動を行ってきたシビックプライド研究会が、一つの大きな節目となる展示会を無事終えることができたことを代表の小野寺から報告がありました。


このシビックプライド研究会は5年の間続いてきた活動ですが、今年度をもって一旦活動を休止することになりました。
そのため、今年のシビックプライド研究会は集大成の年となります。
今回の活動はダイバーシティ(多様性)をテーマとし、静岡の新しい誇りを見つけるため、インタビューから分析までを行ってきました。

活動の間には作業の遅れが見られたりなどの活動の節々で不安がありましたが、当日の展示会ではこれまでのシビックプライド研究会に携わってきた先輩方を始め、他大学、行政の方など多く訪れていただき、また研究に対して共感してくれた方が多かったのが印象的でした。


安武先生からは、展示会のオープニングパーティーの中で行われたシビックプライド研究会のメンバーである学生同士のトークセッションが良かったとのお褒めの言葉をいただけました。
きれいな言葉(便利な言葉)で理論的にまとめるのではなく、学生ならではの視点からみた等身大の言葉がトークセッションでは交わされていました。
今回の活動を通して、学生が実体験を基にしてトークセッションのテーマを自分の言葉で話せたことが1つの常葉大学の新しいアプローチとして、研究を通しながら自分たちにあった自己表現を見つけることができたのではないか、と2年生の成長面を上げてくださりました。


また、作業面に対しては、仕事の仕方は下手だった。しかし下手なりに学んだこともある。信頼、不審を味わったからこそ得られるものもあったのではないか。とのお話もありました。

全体の活動を終えての変化として、内部だけではなく外部での見方も変わっていったことも今回の研究では大きな収穫としてあげられます。
これまでは学部の中の一部の活動としての認識から、実際に展示会に訪れてくれたことで、身内以外の人が活動を知ってくれることが研究会の一員であった私自身大きな1歩だったように感じます。

当日の展示会では、ただ見に来てくれるだけではなく、こうなったらもっと静岡が楽しい街になるのでは。よくなるのでは。という意見交換が大人だけでなく、同じ学生同士でも交わされていたことがとても印象的でした。
これは私たちシビックプライド研究会のメンバー内でも、理想の展示会にするためにはどんなことがあれば成功と言えるのか、を話しあった際に意見の一つとして出ました。

ただ見に来て頂いて、すごいね。といってもらえることがゴールではなく、実際に展示会に訪れて何も感じたのかを話せる環境ができたとき、静岡の新しい誇りの種が見つかるのではないでしょうか。



次に19日にIMJ様主催で行われたワイワイカフェに参加した野田からの報告がありました。
「UXからの卒業」というテーマから、どれだけUXを使わずにコミュニケーションをとれるか、をリアルタイムドキュメンテーションを使いながら参加者で議論したそうです。


そこではファシリテーションをする際の環境作りが大事であると感じたそうです。
また、UXは難しいと思っていたが、大人が悩んでいる「UXが難しい」というのは、割と解決できる問題なんだなと思い、また、相手のことを考えていないしよくないと思った。と学生ならではの視点から見た意見も出ました。

自分たちはUXという言葉をよく聞くけれど、一歩外に出ることその言葉はまだ浸透しきれていないことも実感したそうです。

次にHCD-netに参加した福士先輩からの報告がありました。


セミナーが最終回を迎え、講師である浅野先生からは「調査の段階が一番大事」だということを全体を通して常におっしゃっていたそうです。
ちゃんとしたプロセスでサービスデザインを開発しても、ペルソナシナリオ法が生かしきれていないなどの失敗は大人でもあることがわかり、自分たちもおざなりにしていた部分もあったので気をつけなければいけないと思った。と、客観的に観察をしながら自分たちのやっていたことを見直す機会になっていたのではないでしょうか。


2015年12月21日月曜日

12月14日の活動レポート

◎内容
①安武先生のお話
②各自プロジェクト


本日の活動は色々なプロジェクトが大詰めを迎えているため、短い時間でミーティングが行われました。


はじめは忘年会や展示会場などの事務連絡が行われました。





その後、安武先生から未来研の活動の裏側で動いている人たちのお話がありました。
「今、二年生の中には外部に出て社会人と話する人が増えてきています。去年の二年生もこの時期から就活に向けて動き出していたのでこれから外部に出る人が増えればいいと感じます。」と今の二年生につてのお話がありました。




私も最近外部に出て企業の人と話す機会がありました。
そこで私は自分たちが学んでいることが社会でどう生かされるのかを知ることができました。そしてそれを最大限生かすためには今何をしなければならないのかを学ぶことができました。
安武先生が日頃からお話されている「外部に出るといい」ということを改めて実感したので私も春休みを利用し、外部に出ようと思います。

「三年生は作品集を作り始める時期なっているので、二年生は積極的に今どんなことをしているのか先輩たちに聞いてみるといい」
というお話もありました。




今、作品集を作成をしている先輩に話を聞くことで、自分たちが来年、作品集を作る時の手がかりにもなります。
また、自分たちはどんなことをしているのかと見通しがつくので来年に向けて自分たちが何をすればいいかという目標まで立てられるので忘年会の時などに是非聞いてみたいと思いました。

その後各プロジェクト、発表に向けての作業を行いました。


次回は今年最後の部活なので最後まで引き締めて頑張っていきたいです!


ビジュアルデザイン2年:田尾柚花




12月7日 活動レポート

12月7日 活動レポート




12月7日の活動は常葉大学水落校舎で行われたセミナーのグラフィックレコーディング報告が古本先輩からありました。
今回のセミナーの内容は、静岡にとって「自転車」を価値あるものにできないか?というもので、徳川慶喜公などの歴史と自転車を絡めたものです。



今回セミナー自体の目的が見えにくい箇所が終始見られたことが報告されました。
私も今回正式な外部でのグラレコに初めて記録として参加させていただきました。印象としては前にも言った通り、グラフィックレコーディングをしづらいセミナーだったというのが率直な感想です。

記録の可視化の一つにグラレコという手法がありますが、こう言った依頼の中で今回のようにグラレコに活用できない場面があることがわかりました。

事前準備では、誰に向けてグラレコをするのか、という意見交換が先輩方と先生、グラレコ参加者の間でされました。


その時、現状ぼグラレコは何であるか、と考えた時にある意味ではパフォーマンスのような見方をされているのではないかという意見がありました。
グラレコやRTDなどを正式に取り入れた外部のセミナーとは違い、ディレクターがちゃんとしていないと客寄せパンダになりがち。個々の事象を繰り返すことで半年後にどうなっていきたいか?それを念頭に置いた活動が今後求められるような気がします。
これからのグラレコ活動を考えた時に、今回は一つの大きな収穫になったと思います。


また、新しいグラレコの形として、グラレコを通して何を学んだか、どんな限界を感じたか、という場所を学んでいくのはどうかという意見が安武先生からされました。
これから勉強したいひと、まだやったことがないひと、実験をしたい人などが外部へ出るきっかけとして利用していけばいいのではないでしょうか。


今回の活動ではプロジェクトが終盤に差し掛かり、作業時間を多くとっていたため短いですが、報告は以上になります。

2015年12月17日木曜日

11月30日活動レポート

11月30日 活動レポート


しばらく更新が止まってしまい申し訳ありませんでした。

先週(11月23日)の活動を一度休止することになりました。
理由として、前期に行っていたプロジェクトと後期に新たに加わったプロジェクトの進行のモヤモヤについて調整を行うことが挙げられます。
 
 今やっていることがなんのためなのか?を各自が思い返すための時間を取ることで、一度未来研としてのあり方をリセットしようという安武先生からの案によるものです。





 今年度の総括として、個人の悩みの答えが何であるのか、という答えを見つける必要があることがわかりました。
去年までは少人数で外部に出る生徒も多く、人数のバランスが取れた状態でした。
しかし、今年は対照的に動きのある学生が少なく、上位学年が少ないせいか、動きのある学生にしか外部の反応がわからないという結果に至りました。
私自身にも言えることですが、今年の未来研の印象として外部に出て「わかった!」「ためになった!」という反応が以前と比べて少ないように感じます。
外部に出ている部員からの報告にも限界があり、やはり一番実感として得られるのは自分自身がその現場に赴き、直にそこの雰囲気や会話を聞いて感じることではないでしょうか。

それに対して、企業側からの求人が「答え」の一部として見えてきました。「UXができるひとが欲しい」という静岡での求人が去年より増えたというのが具体的な要素として挙げられます。
「常葉造形の学生って情報デザインができるんだ」と気がついた外部が増え、企業からの求人が増えている中UXは当たり前だと考える企業もありますが、対して珍しいと考える企業も少なからずいるような印象を受けます。
 静岡という街には新しいデザインがない。だから県内から若い人が出て行くのではないでしょうか。もし、静岡に残るのなら新しいデザインをつくるためにどうするか?を考えていくことが今後の私たちの課題になると思いました。

次にグラフィックレコーディング、RTDについてです。
「絵が描けることって本当にいいんだろうか?」という疑問が、最近未来研の、特にグラフィックレコーディングに携わっている人たちの間で意見が交わされています。
絵が描けるだけでは何もならない。グラフィックの力に頼りすぎていたことを反省しなければならないのではという声が聞こえました。
現在のグラフィックレコーディングのままではいけないのは、グラフィックの良さと悪さを兼ね備えた学びをしなければならないからです。
その為には、絵でごまかしていた本当は何を伝えたかったんだろう?という部分を伝えられる力がこれからグラフィックレコーディングを続けていく上で必要になる要素だと思います。


造形でやるUXの意味は。というお話の中で、可視化と調査の真ん中に居られることのあり方について、ということが挙げられました。
部活だから、先輩が言ったから、毎週集まるから……ではなく、ちゃっと作れるなら作ってしまおう。考えるのも大事だけど、手を動かして描くのも大事だということは常日頃先生からもご指摘があります。
さっとスケッチにする、さっと形にできる、そこからディスカッションをするところが本当は一番面白いのであり、未来研の醍醐味ではないのでしょうか。
古本先輩からは「未来研をやっていていいなと思うのは、授業と違って実際にある会社とプロジェクトをすることができるところ。仮想のもので膨らませたものを、実際にあるもので選別していく場所が未来研なんじゃないかな。」というお言葉がありました。
未来研をつまらないものにはしたくないという気持ちは先生先輩方をはじめ、未来研で何かしらを得たいと思う人にとってみんな共通に思っていることだと思います。

次に九州産業大学グラフィックレコーディングワークショップに行かれた、福士先輩からの報告がありました。
前半はボロボロだったが、後半にむけて振り出しに戻って考えてみた。3つの大学があつまる場所でできることとして、「造形学部以外の(経済学部など)考え方の比較ができること」を意識して「自由にやってみてください」と持ちかけた。
そこから発見があることもたくさんあった。という苦労した中にも、できたことへの実感が伝わる報告でした。
九州産業大学にいって感じたこととして、グラフィックってダメだな!!グラフィックって邪魔では?という、改めてグラフィックレコーディングのあり方を考える場面があったそうです。

これまでセミナーなどでグラフィックレコーディングをしていたが、グラフィックを入れることで余計な解釈を生み出してしまっていた、誤魔化してしまっていた。経済学部さんは純粋に情報を集めて情報を組んでいるところをみて、初歩的なところに立ち帰れたと思った。という今までではあまり経験のなかった、他大学との比較ができたことで自分たちのそもそもグラフィックレコーディングをする目的や立ち位置がはっきり見えた場になったのではないでしょうか。



次にHCDにいってきた水谷からの報告がありました。懇親会では仕事を受けるときはUIデザインだけの仕事はお断り。UXデザインからUIデザインに落とし込むようにしている。というお話を外部の方から聞いたそうです。
UIデザインをメインでやっていると掲げながらも、UXデザインを基軸に仕事をしている。他の参加者の方も、「UXを学んでいる学生がほしい」と仰っていた。今私たちのやっていることは(静岡ではわからないかもしれないが)、必要とされていると思った。という実際の外部からの求める学生像を具体的に聞ける機会になりました。

授業を受けることは確かに大切だけれど、仕方なく受けているのでは意味がない。卒業できるだけの単位は取るべきだけれど、平日ずっと大学にしかきていなくて、外に出ないのって意味がないし勿体無いと感じる。先生がインターンシップや説明会などを投稿しているけど、機会と興味があるのならば授業なんて放っておいていくべき。私は成安さんと話して福岡を見て帰った。という福士先輩からのお言葉もありました。
こうした経験を通して、より外に出て経験や実感を肌で感じようと意識的に視点を外に向ける人が出てきました。
そういった人たちが今の未来研にもっと増えることができれば、より活気のある部活になるのではないでしょうか。

先生からは、どの視点から見るかでこの話の捉え方は変わってくる。一番大事な視点は「自分がどうやって生きていくのか?」文科省が答えを出しており、学部生には専門力は必要としていない。専門性を通して人間性・人間力を身につけろと言っている。就活で聞かれるのは専門性でなく、「あなたは人間として何を身につけたのか?人間性の幅がどれほど広がったのか?」ということ。


「自分を壊せるか?」で変わるのでは。4年間で作り変え、壊す勇気や好奇心があるかないか。「やりたい、でも怖い」でなく「やりたい、でも怖い、でもやる!」という勇気があるのか。それがあればどんな業界でも通用する。たまたまあなたたちはUXやデザインの場にいるだけ。ただ、作り変えなくても良い。そういう人生もちゃんとある。
「グラレコ怖い」「シンポジウムはまだ早い」そこからどうしますか?と、未来研部員への投げかけがありました。

古本先輩からはその補足として、「新しいことを学びたい」なら「壊す」は必然的についてくる。「今早いな」を繰り返していると、どんどん後がなくなってくる。回数が少ない分、失敗が少ないのでそれに伴い、成功が少なくなる可能性もあるのでは。たくさん失敗した分だけ、最後に成功する。というお言葉をいただきました。


自分自身2年生も終わりも迎え、そろそろ「まだ早い」を使うのはやめなければいけない時期にきていることがわかりました。事実、同じ2年生内でも、実際に外部での成果を上げてきた人もいます。
その中で置いて行かれないように、あるいは追い抜く姿勢を保つことが、自分のためでも、未来研にも刺激を与えるのではないでしょうか。
本当に今変わらなければいけないのは自分なんだということが今回の活動報告を通して改めて感じました。



未来研の2年生は主体となって活動していた、静岡ダイバーシティ発見プロジェクトの展示会が明日から3日間行われます。静岡の中で多様な生き方をしている人にインタビューを行い、半年に渡り静岡の多様性の分析をしました。

★いろいろなのがいいところ展(略して、ところ展)
12/18(金)-20(日) ICNスペース

お時間がある方、近くを寄られた際には、ぜひお越しください。


未来研も井の中の蛙で自分たちの場所でやってるだけなのが現実です。頑張って続けていこうと思わないと始めたことも消えてしまう。楽な方へ楽な方へ流れてしまう今の未来研を変えるのは、これから執行部を引き継ぐ2年生になるのではないでしょうか。

2年 ビジュアルデザインコース 萩原園華

2015年11月16日月曜日

11月9日の活動レポート

◎内容
①Code for Japanの感想
②後期プロジェクトの模造紙評価

報告が大変遅くなり申し訳ありません。
今回の未来研では後期プロジェクトの中間発表である模造紙評価が行われました。


模造紙評価の前に、週末に県外で活動してきた学生の報告を行います。
11月6日から8日にかけて開催されたCode for Japan forum2015に、未来研の学生がグラフィックレコーダーとして参加してきました。中にはレコーダー初挑戦の学生もおり、各参加者から感想を話してもらいました。

まず、今回初レコーディングの野田とレコーディング初心者の赤松から感想がありました。

野田は「グラフィックレコーディングは初めてだったけれどとても楽しかった。今回のテーマは『参加者でもわかるようにグラフィレコーディングをする』だったが、本当にそうなのかな?と疑問を感じた。そこから『そもそもグラフィックレコーディングってなんだろう?』ということを考え直すようになった」と、率直に自分が思った疑問を感想として話してくれました。

ある程度レコーディング経験のある赤松からは、「グラレコがなかなかうまくいかないと感じていたが、『時系列順に参加者の発言を書くのではなく、最初から構成を考えておくと書きやすくなる』とのアドバイスをいただいてとても嬉しかった。このようなアドバイスは外部に出たからこそ貰えたものだと思った」と、自分が成長できたことを嬉しそうに話していました。

二人とも、自分の嬉しい体験から新たな発見や疑問があったことを自分の目線で話してくれたところが面白かったです。


今回の参加者で唯一3年生の松田先輩からは、グラレコを通した自分の性格の気づきについてお話がありました。「自分は紙で可視化するより、話し合いに参加し、その話し合いを整理していく方が向いていると感じた。また、赤松の言う『時系列順』にもメリットはあるが、紙面にリアルタイムでまとめることは難しいのではと思った。」という話ぶりから、紙面に起こす構成の向き不向きにも注目していたようでした。


古本先輩からは「グラフィックレコーディングをする時に、三澤さんから「自分でまとめられるところだけ書いた方がいい」とアドバイスを貰った。それを実践したところ、今まで他の人がレコーディングしていた記録の構成の意味がわかってきたので、できなくてもやってみることが大切だと感じた」とのお話でした。


望月会長はCode for Japanの開催意味とそれに対して自分たちは何のために参加したのか、についてお話していただいた後、「私はグラフィックレコーディングという手段を使って学びに行かせてもらっている。今回のCode for Japanでは参加者の人が話し合っているのを聞き、市民だけではなく行政の人も社会問題を改善しようとCode for Japanに訪れていた様子を見て、地方は何もやっていないイメージが払拭された」とお話されていました。

私もグラフィックレコーディングを通じて他大学に訪れたことがあります。
そこではグラフィックレコーディングを学んだのは勿論、その大学の生徒が地域に貢献している取り組みに驚いたことを望月会長の話を聞いて思い出しました。
ただ技術を学ぶだけなら自分たちだけでも学ぶことができますが、外部に出ると目的のこと以外も学べるのが外部に出る良さの一つでもあるんだなと感じました。


今回たくさんの部員が感想を話してくれましたが、その感想が感想を聞いてる側にも学びに繋がるように、感想を言う際の助言が安武先生からありました。
「感想を話すときには個人からの感想を話す『ミクロ視点』、そこで行われたワークショップなどテーマを話す『中間の視点』、そもそもこのワークショップとはいつ行われたのか?などの全体のことを話す『マクロ視点』の話の三つの視点があると聞いてる人もわかりやすい。
また、そのワークショップに行く前に立てた自分の目標が達成したのかどうかを感想の時に振り返ると自分の学習にもつながる」とのことでした。


Code for Japan forum2015の感想が終わった後、模造紙評価を行いました。


今回の評価ではインタビューして集めた情報を自分たちで決めたり先生にアドバイスをいただいた情報整理の手法で整理し、その手法を試した結果の報告を行いました。

後期プロジェクトの中締めともいえる重要な発表だったため、自分たちチームの現状を述べた後、その手法を試した結果、わかりそうなことやわからないことを相手にわかりやすく簡潔に話す事が求められました。


私たちのチームは「就活の情報収集」というテーマだったので、「就職活動全般について、どんな情報を求めたか?それらをどのように集めたのか?その結果何がわかったのかということ明らかにしたい」というのが目的でした。
そして目的を明らかにするために「対称クラスター表」という手法を使っていたのですが、たくさんの情報があったため、まとめていくうちに本来の目的を忘れ、不必要な情報まで無意識に取り入れようとしていたことが今回の発表でわかりました。

全体的に私たちと同じ傾向があったようなので、安武先生からは「自分たちが明らかにしたいことを忘れずに難しく考えず頑張ってください」とアドバイスがありました。


たくさんの情報の中から自分が勝手に「この情報がいい!」と判断してしまい、事実と関係ないものまでまとめてしまうと元々の目的がわからなくなってしまうようです。
先生がこの前おっしゃっていた「引いた目線で物を見る」ということを忘れてしまうと、ややこしくなって次に何をすればいいのかわからなくなってしまうというのを身をもって体験しました。

次からは今回の体験を生かし、引いた目線で物を見ることを今まで以上に意識したいと思います。


2年ビジュアル:田尾柚花

2015年11月4日水曜日

11月2日の活動レポート

◎内容
①諸連絡
②前期プロジェクトについて
③後期プロジェクトについて

今日は現在進めている後期プロジェクトの進捗確認が主だった内容でした。
また、今週末に開催予定のイベント「 Code for Japan Summit2015」へ参加する学生についての説明や、未来研の運営に関しての先生からの所見等も併せて報告されました。


「Code for Japan Summit」には昨年も何人かの学生がグラフィックレコーディングのアシスタントを兼ねて参加していました。そこから社会人の方々とのつながりや参加学生の意識の変化もあってか成長の伸びしろを見せた者が何人もおり、今年も未来研内からレコーダーとしての参加者を募っていました。今年はグラフィックレコーディング熟練者は4年生の2名のみ、あとは初参加、または初心者の者が4人、計6人でそれぞれ参加してきます。

私は昨年参加したメンバーの一人でしたが、拙いレコーディングながらも全く知らない世界のお話を集中して聞いていたので終始楽しかったのを今でも覚えています。
緊張の面持ちで参加を決めた学生もいたようですが、デザインという広い世界の中の各所で活躍されている方のお話を聞けるとても貴重な機会なので楽しんでいってこられたらいいなあと思っています。
イベントから帰ってきた後の学生の話を聞くのが今からとても楽しみです。


未来研の運営に関しては、現在運営を担っている3年生の状況や、それに対する先輩・後輩の向き合い方についてのお話がありました。
現在の未来研には、何となくスッキリしない個々の関係や現在のプロジェクトへのモヤモヤなど、水面下での問題が見えづらいながらも確かに存在しています。これに対して動いていく3年執行部の行うことを、各学年は各々の役割を認識しながら向き合ってほしい、とのお話でした。
4年生は最上級学年であり、およそ半数は未来研に一番長く在籍している学年です。また、2年生は来年度執行部を引き継ぎ、組織運営を行っていきます。
各々の役割とは、そうした今までの経験や次の年への準備を見据えながら、これからどうしていけば良いのか、自分たちはどうしていくかを考えることです。
2年生の私の代であれば、現在の状況や運営から、問題も改善も含めて何を上級生から引き継いで、何を変えていくべきなのか。前回のブログ記事で田尾が「引いた視点で見る」と書いていましたが、こういうところにも「引いた視点」は用いるべきなのだな、と思います。


話は変わり、現在も引き続き進めている前期プロジェクト、そして後期プロジェクトの話です。
「前期」というからには今年の初夏前後からスタートしている前期プロジェクトですが、前述した未来研の運営について検討した結果、いくつかのプロジェクトを一時休止することになりました。
この理由としては、未来研の運営指針のひとつとして「やってよかった!」という満足感を生み出す「部活動でのUX」があります。既に後期のプロジェクトに入っている状況で、複数の案件を抱えていることはあまり良いことではありません。これから各プロジェクトに追い込みのかかる時期でもあり、一部のチームには後期プロジェクトにも遅れがみられます。ユーザー(学生)の満足の為には精神的にも笑顔の薄くなる状態を維持するのは得策でないとして、優先順位の低いものから一時休止という形をとり、後期プロジェクトに集中することに決まりました。

本来ならば前期内で収まる予定だったプロジェクトですが、チームごとの問題点や予定外の事象が相次いだ部分もあり、年末にまで及ぶこととなってしまいました。
しかし、このような失敗は今のうちに経験しておいてラッキーなのかもしれない、とも感じます。上手くいきすぎるものからは自分に得るものが少ないからです。
何が足りなかったのか、どう改善すればよかったのか、考え方は先ほどの未来研運営について触れた部分と殆ど変わりはないのではないでしょうか。


その後、各自の活動へ。悩みながらも後期プロジェクトを進めている学生の面々。
「こっちの相談に来てください!」と自ら進んで先生や先輩方に活発に質問する姿も多く見られました。気づきが繋がったチームからは思わず拍手が鳴り響いたところも…。一瞬見えるスッキリした表情は、「部員の満足」のひとつの表れでしょうか。

今回の一連の話を通して、自分の担当するプロジェクトからこれからの部活の話まで、自己の改善や自分自身の気づきを増やしていきたいと考えました。すぐには結果のでないものではありますが、ひとつひとつを積み重ねることで「やってよかった!」と来春自分が思えるように、動いていこうと思います。



ビジュアルデザインコース2年 水谷みなも

2015年11月2日月曜日

10月26日の活動レポート

◎内容
①HCD-netの報告
②九州大WS
③和波さんWS

今回は株式会社ディー・エヌ・エーに所属されている和波里翠さんにお越しいただき、講義も交えたグラフィックレコーディングのワークショップを行いました。
未来デザイン研究会の8割程度のメンバーが参加し、グラフィックレコーディングの基本に触れるワーク内容に、普段レコーディングを行わない学生も楽しんで参加しているようでした。



ワークショップ前にここ一週間の活動報告を各学生から報告しました。HCD-Netにてグラフィックレコーディングの手伝いを行った2年の小野寺と水谷に感想を話してもらいました。
小野寺は懇親会の際、浅野先生から「インターンはどこにいくの?」と聞かれ、自己分析から目を背けていたせいで自分のしたいことが言い出せずあまり会話できなかったことをとても後悔した。これからは自分が楽しかったことや嬉しかったことを振り返り、自分のしたいことを見つけインターンに向けて考えていきたいと思ったとを話してくれました。

水谷から今回のHCD-Netは旅をテーマにしたWSだったため、熊本の合宿やUX名古屋に行った経験も含め「良い旅ってなんだろう?」と考えることができた、との話がありました。

私は小野寺の話を聞き、私も自身の自己分析をしていないことに気づき、将来に向けて「自分のしたいことはなんなのか」改めて考える時期になってきたと感じました。





次に福士先輩からもグラフィックレコーディングに関してのお話がありました。現在、UXJapanフォーラムの前日に常葉大学、成安造形大学、九州産業大学の三校でグラフィックレコーディングのワークショップを行う予定です。ワークショップ開催に関して参加校で事前に打ち合わせを重ねるうちに、三校 それぞれのゴールや考えを統一するために本気で議論し合ったことで、未来研もそんな環境になってほしいと考えるようになったとお話されました。

また、安武先生からは常葉大学ビジュアルデザインコースに所属している4年生の内定がほぼ100%になったことに添えて、経験を積み重ねた人は結果が出ているとのお話がありました。
しかし、経験を積み重ねるためには普段やっていることに「今何のためにやっているのか?」「何が自分のためになるのか?」という引いた目線で見ないと目の前の作業だけに集中してしまうというという厳しいコメントをいただきました。
これを聞いて私たちも結果を出すためには未来研の活動に限らず、課題をやるときでも「この課題はなんのためにやっているのか」を引いた目線で作業中に見直す必要があると感じました。

一連の活動報告が終わったところで、和波さんのワークショップにはいりました。ペンの準備やチーム分けなどの作業が部活前に終了しているあたり、今回の実行係である望月会長と2年の濱西には感心するばかりです。




ワークショップを行う前に和波さん自身のキャリアについてお話いただきました。
その中で和波さんは「なぜ自分はサービスデザインをやりたいと思ったか」という自分の経験をもとに、今までの変遷について説明されていました。また、常葉学生の何人かとはグラフィックレコーディングでの繋がりがあったため、デザイン以外でもなぜグラフィックレコーディングを行っているのか、ということに関してもお話していただきました。



和波さんは「これからは社会の問題を解決するためには様々な人たちが関わっていかなければなりませんが、人はそれぞれが違う価値を持っています。
その時にグラフィックレコーディングが通訳のような存在になれると私は考えています。グラフィックレコーディングの特徴である「わからないものをわかるようにする」という点は他のデザインにも共通する特徴です。このことから私はグラフィックレコーディングが自身で一番やりたかったことである”思いの見える化”に近づくのではないかと思い、グラフィックレコーディングをデザイナーの仕事とは別に個人の活動としてやってます。
そして私は新しい価値を見出すためには思いの見える化が重要だと思っているのでわたしはデザイナーをやっています。」とおっしゃっていました。

その後グラフィックレコーディングのワークショップに入りました。
初めは簡単な文章を絵にするところから始まり、最後は日本昔話の舌切り雀を聞きながら話しの流れ構造化をしていきました。
グラフィックレコーディング初心者もいた中、舌切り雀では矢印で話しの流れがわかるようにしていた人もいれば登場人物の感情を描いている人もいてそれぞれの個性が光るものとなり、みんなとても楽しんでいたようです。
今回のワークショップでは構造化することの簡単なルールや構造化することの面白さなどを知ることができました。







私は授業や部活を通してサービスデザインについて従来とのサービスの違いやサービスデザインの手法などにについて学んでいますが実際それをどう就活に移していけばいいのかイメージができませんでした。しかし、和波さんの具体的な経験談のお話はこれから自分の将来を決める上で一つの指針としてとても参考になりました。
また、今回の和波さんのお話から、これから色々な分野とか変わっていくであろう社会において、他人と価値を共有するということは必要不可欠であるとすると、共有する相手の思いを”見える化する”ということに改めて重要性を感じます。自分が学んでいるものはその一端を担っていると考えるととても自信がつきました。

今回のワークショップを通して、私はまず自分自身の考えを”見える化”し、自分のやりたいことのために必要なものは何か自己分析をアウトプットするところから始めてみようと思いました。





2年ビジュアル:田尾柚花







2015年10月23日金曜日

10月19日活動報告

10月19日活動報告

◎内容1.和波さんWSについて2.後期プロジェクト確認3.前期プロジェクト

今日の活動ではまず後期プロジェクトの話から始まりました。



三年生の先輩方から、未来研の現状についてホワイトボードに構造化したものと合わせながらの説明がありました。





後期プロジェクトが始まってしばらくが経ちましたが、ここにきて後期プロジェクトに対して抱えるもやもやが部員全体
に見えています。

そもそも後期プロジェクトには何のためにやっているのか、そのゴールは何であるのか。についてです。

今私たちに不足しているものは、「自分一人で勉強する習慣」であり、学び続ける行動です。
後期プロジェクトはそれを補うことを目的として計画されたものになります。

実際に後期プロジェクトを通して、自分たちが分析する上でメソッドの抽出がありましたが、配布したデータを印刷してアンダーラインをひいているのか、という投げかけが三年の先輩方からありました。
そして実際にやっている人もいますが、全員がやっているわけでないのが現状です。

また未来研部員からは、後期プロジェクトは楽しくない…という雰囲気があるのではないか。というお話がありました。

その実態としてコミュニケーション不足が挙げられます。
わからないことがあったらお互いで情報共有したり、先輩方のところに行き、アドバイスをもらう回数が足りないが故に、つまづいた時の突破口が見つからず、結果「楽しくない」に繋がってしまうのではないでしょうか。
現在部活内の中心として動いていただいている三年生からは、自ら歩み寄るよりも向こうから来てほしいと思ってしまう、という素直な声がありました。

それについて四年生の望月先輩から「お節介より仲良くしてほしい!同学年同士の仲良しパワーを広める感じになると良くなるのでは」というアドバイスをいただけました。

私自身、わからないことがあれば先輩に見てもらうことはありましたが、情報共有という形でのコミュニケーションよりも、自分たちの行っている分析はずれていないか、というところにこだわってしまっていた節があり、確認作業になってしまっているのではないかということに気づきました。

安武先生からは、自分でなんでもできる人はうまくいくが実際に全員が全員できるわけではない。
しかし、わからないことを聞きに来る人、調べる人は大概なんでもできてしまう。というお話がありました。


例として外部の某大学では未来研に影響されて活動を始めたグループがあります。
ワークショップや企画運営の裏方に回って活動しているそうですが、そこに顧問の先生が関わっていくのではなく、学生が中心となって動いているそうです。

始めにも言いましたが、今未来研に不足している学び続ける行動はまさに『わからないことを聞きに来る人、調べる人』に当たると思います。学生が中心となって活動することは、自分たちで問題を解決する力が自然と身についているのではないでしょうか。

そういった本質の部分から変えていく必要が未来研にはあると思います。
本質を理解することで中間部分であるデザインシンキングの理解につながり、目に見える部分では手法がわかります。

私自身、現在の活動をしているつもりになっていた気がします。
常に疑問を持ち、お互いで情報交換をしながら理解を深められる環境が作れるように意識を変えていく必要があると思いました。


これは部活に限ったことではなく、就職後、早期退職する要因として人間関係がうまくいかないことが挙げられているそうです。


これを踏まえ、三年生は後輩に対して聞きにきてほしい、ではなく自分から聞きに行く
二年生は三年生になるにあたって、「どうしよう、これはどうか」とお互いに提案して、常に情報共有をしあう姿勢をもつ
一年生は二年生にあがるにつれて新しく入ってくる一年生をサポートができる意識をしていけるといいのではというお話でした。

また、一年生はまだ先輩に聞きづらいという人もいるのでは、という話もあがり、二年生がフォローをしてあげることでより密度のあるコミュニケーションをとれるよう目を配り、以前より意識的に行っていけたらいいのでは、との先輩からのアドバイスもありました。


実行して目に見える結果はすぐには出ませんが、意識を少し変えることで雰囲気の変化からでも感じていければ、未来研の活動の可能性はもっと広がっていくのではないでしょうか。


そして来週の活動では株式会社ディー・エヌ・エーのUI/UXグラフィックデザイナーでグラフィックレコーダーでもある和波里翠様が未来研でワークショプを開いてくださることになりました。
こういった場を設け経験できるのは未来研だからこそだと思います。
詳しいことは来週の活動報告でまとめさせていただきます。


二年ビジュアル 萩原園華



2015年10月15日木曜日

10月12日の活動レポート


◎内容
①UX名古屋
②後期プロジェクト中間報告
③OGのお話


本日はOGの先輩方も来ていただきとても賑やかな雰囲気の活動でした!



一番初めは第4回目UX名古屋に行かれた松田先輩から報告がありました。
気づいたことが大きく二つあり、一つ目は現場に行き、様々な人と指摘し会うことでお互いのためになり、これを重ねると物事においての判断基準が広がっていくのでこのような場に参加することが大切。ということ、二つ目は懇親会を通じてなぜUXが世の中に浸透していないのか改めて考えた時、企業内で私たちはお客様のためにとUXと唱えているが、UXがわからない上司からしたらビジネスにつながらないものを取り入れないのは当たり前で、お客様のためを考えつつ利益を上げる仕組みでないと意味がないと気づき、結局自分たちが何のためにやっているのかっていうのを常に考えながらUXをやらなければならないと思った。というお話を聞かせていただきました。



先輩の話を聞き、UXとはボランティアではなくビジネスなんだと改めて感じました。
私は先輩の話を聞くまでUXの意味を理解したつもりでいましたが、それはUXデザインと昔のデザインの違いを理解していただけであり、根本的に”利益”という意味の理解が浅かったと思いました。ですから今後授業などでUXを学んでいく時にはビジネスということを常に意識していこうと思います。



松田先生のお話のあと在学中の元未来研の先輩方や安武先生から「なんのために未来研にいるのか?」ということについてお話がありました。
その中のお話に「未来研に入っているから就活が上手くいくわけではなく、本当のコンセプトを理解した上で目の前のことを考えてほしい」というお話しがあり、目的を考えることの重要性を教えていただきました。




次に後期プロジェクト中間発表がありました。
後期プロジェクトの目標は自分たちが楽しい就活をデザインを考え、商品を作り出すことです。この商品というのは何らかの団体が利益を得ることができるというものです。



そして今回の中間発表では自分たちの手元に就活生から聞いたインタビューという情報をグルーピングをして可視化をした中から【推察】【その情報の中から明らかにしたいこと】【その手法】をまとめて各グループごと発表をし、自分達のやっていることの方向性はちゃんと今回のゴールにたどり着くのか?そもそも今ある分析するための情報の量は十分なのか?ということを確認しあいました。
また、可視化する際、悩んでいても「わからない」という考えを放棄する言い方ではなく何か提案をしていく「こうじゃない?」といい言った方がしないと話が進展しないというお話もありました。



私たちのグループでは情報のグルーピングがあまりうまくいっていなかったのですが、集めた情報が5W1Hで表せたらグルーピングしやすくなるのでは?というご指摘をいただきました。
これからもう一度今までしてきたインタビュー内容を見直し、もう一度情報整理をして可視化してみようと思います。





その後、今日来ていただいたOGの前年度卒業生の山岸先輩と奏美先輩から実際の社会人生活についてお話をいただくことができました。


「社会人になると勉強することが多すぎて学生の時よりとても大変だがやりがいがある」という実体験と「学校の外に出て人と接する機会をもってほしい」というお話がありました。
私は外部の人たちにと触れることで社会人になった時必要である協調性が身につくからではないかとOGの先輩方を見て強く思いました。




今回の未来研では外部に出る大切さは勿論、自分たちの今の行動は何の目的のためにしているのか考えながら行動する意味などについて学べました。
後期プロジェクトだけでなく普段の授業から考える癖を身につけていこうと思います!



ビジュアル2年:田尾柚花